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ディープ「The Deep」 [ピーター・イエ―ツを追っかけろ!]

☆ディープ「The Deep」
(1977年製作 ピーター・イェーツ監督、脚本:ピーター・ベンチリー、トレイシー・キーナン・ウィン、音楽:ジョン・バリー、撮影:クリストファー・チャリス  原作:ピーター・ベンチリー
ロバート・ショウ、ジャクリーン・ビセット、ニック・ノルティ、ルイス・ゴセット・JR、イーライ・ウォラック、アール。メーナード、ロバート・テシア)
     
1975年「ジョーズ」の大ヒットに続いて制作された「海洋」映画で、原作も同じピーター・ベンチリー、主演も「ジョーズ」に続いてロバート・ショウで、ヒットの条件は揃ったのだが、「ジョーズ」ほどは、ヒットしなかった作品。
只、映画としては、十分面白い映画で楽しめた。

ハネムーンでダイビングを楽しむゲイル(ジャクリーン・ビセット)とディヴッド(ニック・ノルティ)が、古いコインとアンプルを回収する。
そのアンプルが、モルヒネで第2次大戦中に沈没した貨物船のものと判明、古いコインもスペイン船の財宝の一部とわかってくる。モルヒネを巡る争いで、ルイス・ゴセットをボスとする組織から狙われ、襲われるが、地元の灯台に住むトリース(ロバート・ショウ)の助けもあり、暗黒街の一味は、殺され、スペインの財宝も見つかり、ハッピー・エンドとなる。

財宝を巡る海洋アドベンチャーとしては、面白く出来ておりピーター・イェーツの演出も快調で、出演陣の顔ぶれも見応え十分。
ジャクリーン・ビセット(当時33歳)が、女盛りの肢体を惜しげもなく披露し、華を添えている。

前作のサメほどの衝撃はないが、今回は”ウツボ“が衝撃を与える とはいってもそれほどでもないが、、、、、。
もう少し、財宝探しのシーンや謎の解明に比重をおいた方が、面白くなったように思う。
名優イーライ・ウォラックが、怪しげな貨物船の生き残り船員で出演し、ベテランの演技でみせてくれる。
ルイス・ゴセット・JRが、暗黒街のボス役で大きな眼をギョロつかせて不気味な演技で、ジャクリーン・ビセットを大いに怖がらせてくれる。プロレスラーのアール・メーナードや強面の怪力役の多い脇役ロバート・テシアなどが脇を固めている。

2005年製作されヒットした「イントゥー・ザ・ブルー」は、この作品をモデルにしていると思われる。

“毎日が映画日和” 75点

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