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ゴリラ「Raw Deal」 [アクション爆裂!!]

☆ゴリラ「Raw Deal」
(1986年制作、ジョン・アーヴイン監督、脚本:ゲイリー・M・デュヴァオ
ノーマン・ウェクスラー、撮影:アレックス・トムソン、音楽:トム・パーラー
アーノルド・シュワルツェネッガー、キャスリン・ハロルド、ダーレン・マクギャヴァン、、エド・ローター、サム・ワナメーカー、ロバート・デヴィ、ブランチ・ベイカー)
    
ベテランの脇役俳優陣が、映画を盛り上げようと熱演しているのだが、如何せんシュワルツネッガーが、強すぎてサスペンスが盛り上がらない。

そういう意味では、シュワルツェネッガー初期の絶頂期の作品で、主演していればそこそこ観客が呼べたこともあったのだろう。脚本にもう一つ、工夫が無かったように思う。
この頃のシュワちゃんは、「ターミネーター:The Terminator」「コマンドー:Commandor」「プレデター:Predator」とヒット作連発の頃であった。

元FBI捜査官が、地方の保安官に格下げで夫婦ともども不満を抱いているのだが、元同僚シャノン(ダーレン・マクギャヴァン)から組織に潜入し告発することで、FBIへ帰れるという誘いに乗り組織へ潜入する。

用心棒で貼り合うロバート・デヴィが、強面で良い雰囲気を出していたのだが、後半、シャノンを襲う場面で、あっさり殺されてしまったのは、ちょっともったいなかった。この映画の後、「ダイ・ハード:Die Hard」「007消されたライセンス:License to Kill」などのヒット作にも出演し、現在も渋い脇役として活躍している。

癖のある名脇役エド・ローターは、多くの映画でその姿を見せてくれた俳優だが、2013年74歳で亡くなった。この作品では、刑事役を熱演していたが、ちょっと出番が少なく残念。サム・ワナメーカーは、組織のボス役で出演、監督としても活躍、多くの名作映画にも出演したベテラン俳優である。

組織の女性モニークを演じたキャスリン・ハロルドは、マックィーンの遺作となった「ハンター:The Hunter」で、主人公マックィーンの同棲相手を演じているが、この映画でもきらりと光る演技で存在感を出している。
シュワちゃんの魅力全開とはいかなかったが、暇つぶしには十分。

“毎日が映画日和” 60点

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