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ミッション・インポッシブルⅡ「Mission ImpossibleⅡ」 [アクション爆裂!!]

☆ミッション・インポッシブルⅡ「Mission Impossible Ⅱ」
(2000年制作、ジョン・ウー監督、脚本:ロバート・タウン、音楽:ハンス・ジマー、BT、撮影:ジェフリー・L・キンポール
トム・クルーズ、ダグレイ・スコット、タンディ・ニュートン、ヴィング・レイムス、アンソニー・ホプキンス、リチャード・ロクスバーグ、ジョン・ボルソン)

    
スペイン、シドニーを舞台に、ジョン・ウーが監督したIMF所属のイーサン・ハントが活躍する人気シリーズの第2弾。
殺人ウィルス“キメラ”と解毒剤“ベレロフォン”を元IMFメンバー、ショーンとその一味が奪ったことから、奪還の指令を受けたハントと彼の仲間が、活躍するアクション満載の作品。

ジョン・ウー監督らしく、スローモーションの多用、二挺拳銃、戦闘場面を飛び交う平和の象徴白い鳩が、存分に堪能できる。
IMF長官にアンソニー・ホプキンスが扮し、ちょっとだけ顔を見せている。(ノン・クレジット)

ヒロイン役のタンディ・ニュートンに、もう一つ魅力が感じられなかったのだが、当時トム・クルーズの奥さんだったニコール・キッドマンの推薦とのこと。華やかさが感じられず、イケメン男2人の狭間で揺れ動くというには、説得力が乏しかったキャスティングである。
各国から指名手配を受けている泥棒ナイアを演じ、元恋人だったショーンのアジトに乗り込み、ハントに協力する。

製薬会社へのスリリングな侵入シーン、激しい銃撃戦、カーチェイス、バイクを使った激しいアクション、延々と続く格闘シーン、聞きなれたテーマソング
快調なテンポで、展開されるサスペンス・アクションだが、どこかで見たことのある様な場面が展開されることも事実で、「Mission Imposshible」本来の持つ、チームワークや敵を罠に陥れるさまざまな偽装工作など、チームとしての活躍が描かれないという不満が残る。

冒頭のロッククライミングのシーンや、バイクシーンなど、トム・クルーズの身体を張った演技は見ものだが、それだけにハントのワンマン・ショーになっている。ルーサーやビリーの場面ももう少し増やし、チームワークを強調する作品としてくれると、本来の「Mission Imposshible」らしくなると思うのだが、、、。

世界的な興行成績では、この年のNO1を獲得している。(5億5千万ドル前後)
第3作、第4作と進むにつれて、見せ場の連続満載の作品となっており、限りなく007に近づいていて、イギリスのM16のチームといっても、何の違和感もないような感じがする。
トム・クルーズも、「ピアース・ブロスナン」がジェームズ・ボンドを演じていた当時、
意識して制作していると発言している。

シリーズの中でも、ジョン・ウー監督のスパイスが、ちょっと風変わりな味付けとなった作品となっている。

“毎日が映画日和” 80点

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