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追撃機「The Hunters」 [戦争娯楽活劇]

☆追撃機「The Hunters」
(1958年制作、ディック・パウエル監督、脚本:ウェンデル・メイス、撮影:チャールズ・G・クラーク、音楽:ポール・ソーテル、原作:ジェームズ・ソルター
ロバート・ミッチャム、ロバート・ワグナー、マイ・ブリット、リチャード・イーガン、リー・フィリップス、ジョン・ガブリエル、ステイシー・ハリス)
   
「眼下の敵:The Enemy Below;57」のディック・パウエル監督の作品。
1952年アメリカ空軍F86戦闘機に乗務、北朝鮮軍ミグ戦闘機との戦いに挑む朝鮮戦争でのサビル少佐(ロバート・ミッチャム)の物語。

空中戦が中々の見物で、本物の戦闘機の迫力が伝わってくる。
クール・ビューティー、クリス役のマイ・ブリットとの恋模様も描かれるが、ちょっと中途半端な設定で、ディック・パウエル監督は、あまり恋愛ものは得意じゃないかも。

生意気な戦闘機乗りベル中尉(ロバート・ワグナー)や、クリスの夫で、サビルの飛行隊に所属するアボット中尉(リー・フィリップス)等と北朝鮮軍の撃墜王”ケイシー・ジョーンズ“隊長の飛行隊との戦いなど、面白く描かれているし、墜落したアボットを救出するサビルとベルの逃避行も、ちょっとしたスパイスとなっている。

映画スタート当初は、へんてこ伊丹空港や京都が出てきて、興ざめするが、風景描写は実際にロケを行っているようで、京都や宮島(?)が、出てくるシーンもある。
前作「眼下の敵」が海を舞台にした傑作だったので、今作では空を舞台にということだろうか。アメリカ空軍の全面協力を得ての製作は、迫力ある空中シーンが満載となっている。ディック・パウエル監督は、男の世界を描くのは得意のようである。

反共的ニュアンスも感じられるが(アメリカ軍の協力を得るためということもあるだろう)、それによって、映画のストーリーが可笑しいとか、ということはなく、肩が凝ることも無く、時間つぶしには最適の映画である。
ロバート・ミッチャムの存在感が、良い感じ。

“毎日が映画日和” 70点(中々の美人女優、マイ・ブリットに5点サービス

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