ホワイトハウス・ダウン「White House Down」 [手に汗握るサスペンス!!]
☆ホワイトハウス・ダウン「White House Down」
(2013年制作 ローランド・エメリッヒ監督、脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト、音楽:ハラルド・クローサー、トーマス・ワンカー、撮影:アンナ・フォースター
チャニング・ティタナム、ジェイミー・フォックス、マギー・ジレンホール、ジェイソン・クラーク、ジェームズ・ウッズ、リチャード・ジェンキンスランス・レディック、ジョーイ・キング)
テロリストに襲われて占拠されたホワイト・ハウスで、たまたま娘と見学ツアーに参加していた下院議長警護の警察官ケイル(チャニング・テイタム)と大統領(ジェイミー・フォックス)そして、娘のエミリー(ジョーイ・キング)の3人が大活躍するパニックサスペンス。
この年、ホワイト・ハウスがテロリストに襲われる映画はもう1本「エンドオブ・ホワイトハウス:Olympus Has Fallen」が公開されている。
軍需産業と結託する下院議長ラファエルソン(リチャード・ジェンキンス)と陰謀を巡らせるのは、息子が戦争で亡くなったことで、二度と戦争を起こさない様に核戦争で相手の国を抹殺しようと企む大統領警護官のマーティン(ジェームズ・ウッズ)で、陰謀によるテロをハイウッドお得意の大艦巨砲主義的手法(これでもかこれでもかとエスカレートしていく手法)で、ダイナミックに描いている。
ホワイトハウスフリークで、大統領ファンのエミリーが、後半大活躍するあたりは、ハリウッドらしい演出で、観客の喜ばせ方を知っている。
エミリーが星条旗を振って軍の爆撃を思いとどまらせるシーンは、映画冒頭学校行事で旗を振るエミリーのシーンと連動させ、父親カエルが忘れて観に行かなかったことが伏線となっている。
背広姿から、上半身ベストを着て戦うカイルの方が、数段魅力がアップする、主演のチャニング・テイタムは、ボンボン風の容貌とは違い、逞しい身体で、軍人役や警察官役などが良く似合う俳優である。
35歳と若いことからこれからのハリウッドを背負うスターとなる逸材であろう。甘いマスクは勿論、女性好みだろうし恋愛ものも悪くないのだが、やはり、サスペンスやミステリーアクションの方が、良く合う俳優である。
敵役のジェームズ・ウッズは、ベテランで屈折した精神的に病んだ役ははまり役で、雰囲気を盛り上げてくれる、俺の出番とばかり名演技を披露する。
惜しむらくは、金で雇われる傭兵たちにもう少し個性の強い俳優達が欲しかった、凄味がないので、はらはら感が不足している。
ストーリーは、特筆すべき内容ではないが、細かなプロットやストーリーの組み立て方をどうするかの違い位で、退屈しないで観れる娯楽大作となっている。
多くの爆発や銃撃シーンはあるものの、残虐なシーンはなく、子供も一緒に見れるような内容となっているが、ハッピーエンドとなることで、めでたしめでたし、只、ハワイトハウスが、こうも簡単に攻略されるようでは、映画とはいえ、心もとないが、実際はそんなことはないと思うのだが、、、、、、。
マリリン・モンローとケネディ大統領が、秘密の通路を利用して会っていたというのは、本当なのだろうか。
“毎日が映画日和” 70点
(2013年制作 ローランド・エメリッヒ監督、脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト、音楽:ハラルド・クローサー、トーマス・ワンカー、撮影:アンナ・フォースター
チャニング・ティタナム、ジェイミー・フォックス、マギー・ジレンホール、ジェイソン・クラーク、ジェームズ・ウッズ、リチャード・ジェンキンスランス・レディック、ジョーイ・キング)
テロリストに襲われて占拠されたホワイト・ハウスで、たまたま娘と見学ツアーに参加していた下院議長警護の警察官ケイル(チャニング・テイタム)と大統領(ジェイミー・フォックス)そして、娘のエミリー(ジョーイ・キング)の3人が大活躍するパニックサスペンス。
この年、ホワイト・ハウスがテロリストに襲われる映画はもう1本「エンドオブ・ホワイトハウス:Olympus Has Fallen」が公開されている。
軍需産業と結託する下院議長ラファエルソン(リチャード・ジェンキンス)と陰謀を巡らせるのは、息子が戦争で亡くなったことで、二度と戦争を起こさない様に核戦争で相手の国を抹殺しようと企む大統領警護官のマーティン(ジェームズ・ウッズ)で、陰謀によるテロをハイウッドお得意の大艦巨砲主義的手法(これでもかこれでもかとエスカレートしていく手法)で、ダイナミックに描いている。
ホワイトハウスフリークで、大統領ファンのエミリーが、後半大活躍するあたりは、ハリウッドらしい演出で、観客の喜ばせ方を知っている。
エミリーが星条旗を振って軍の爆撃を思いとどまらせるシーンは、映画冒頭学校行事で旗を振るエミリーのシーンと連動させ、父親カエルが忘れて観に行かなかったことが伏線となっている。
背広姿から、上半身ベストを着て戦うカイルの方が、数段魅力がアップする、主演のチャニング・テイタムは、ボンボン風の容貌とは違い、逞しい身体で、軍人役や警察官役などが良く似合う俳優である。
35歳と若いことからこれからのハリウッドを背負うスターとなる逸材であろう。甘いマスクは勿論、女性好みだろうし恋愛ものも悪くないのだが、やはり、サスペンスやミステリーアクションの方が、良く合う俳優である。
敵役のジェームズ・ウッズは、ベテランで屈折した精神的に病んだ役ははまり役で、雰囲気を盛り上げてくれる、俺の出番とばかり名演技を披露する。
惜しむらくは、金で雇われる傭兵たちにもう少し個性の強い俳優達が欲しかった、凄味がないので、はらはら感が不足している。
ストーリーは、特筆すべき内容ではないが、細かなプロットやストーリーの組み立て方をどうするかの違い位で、退屈しないで観れる娯楽大作となっている。
多くの爆発や銃撃シーンはあるものの、残虐なシーンはなく、子供も一緒に見れるような内容となっているが、ハッピーエンドとなることで、めでたしめでたし、只、ハワイトハウスが、こうも簡単に攻略されるようでは、映画とはいえ、心もとないが、実際はそんなことはないと思うのだが、、、、、、。
マリリン・モンローとケネディ大統領が、秘密の通路を利用して会っていたというのは、本当なのだろうか。
“毎日が映画日和” 70点
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