SSブログ

ランボー3/怒りのアフガン「RamboⅢ」 [アクション爆裂!!]

☆ランボー3/怒りのアフガン「RamboⅢ」
(1988年制作、ピーター・マクドナルド監督、脚本:シルベスター・スタローン、シェルドン・レティック、撮影:ジョン・スタニア、音楽:ジェリー・ゴールドスミス
シルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ、カートウッド・スミス、
マーク・ド・ジョング、スビロス・フォーカス、サッソン・ガーベイ)
   
スタローンのランボーシリーズ第3作目である。
ベトナム戦争に従事したストイックで寡黙な主人公というキャラクターは、マッチョなスタローンが演じるからいいのだが、逆にワン・パターンの演技は、ゴールデン・ラズベリー賞の常連ともなっている。

3作目ともなるとさすがにアメリカでは、飽きられたのか前作の3/1程度の興行成績となってしまったが、世界的にはメガヒットを記録し、スタローンブランドは強いことを証明した。

ロケは、タイとイスラエル、そして激しい戦闘シーンの大半は、アリゾナで撮影されていて、アフガニスタンに駐留するソ連軍との(設定)ド迫力の戦闘シーンがこれでもかとばかりに繰り広げられる。
イスラエル軍の全面協力を得て、シリアやエジプトとの戦争で手に入れたソ連製の銃火器が使用されていて、イギリスやアメリカの武器等も多種使用されているという。攻撃型戦闘用ヘリコプター、戦車などが有効に利用され、爆破シーンや銃撃シーンが繰り返される。兵器好きにはたまらない映画だろう。

トラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)が調査に出向いたアフガニスタンで、ソ連軍に拉致されたことから救出に向かうランボーの活躍を描いているが、
アフガンゲリラと協力する米軍という今では考えられないストーリーが設定されている。アフガンゲリラ(ムジャーヒデーン)の一部が、その後、アルカイダへと変貌してゆくことを思うと考え深いものがある。

ランボーが負った傷を治療する場面は、実際にけがをした傷を、スタローン自ら実際に治療しているということで驚くが、過激な撮影であることが理解できる。「ロッキー」シリーズといい、最近の「エクスペンダブルズ」シリ―ズといい、過激で扇情的な作品が真骨頂のスタローン作品には、やっぱり激しいアクションと鍛え抜かれた肉体のぶつかり合いが、よく似合う。

見事にビルドアップアされた上半身が、映画全編で見られるのも、スタローンファンには最高だろう。
70歳を目前にしても、尚激しいアクションシーンに挑み続けるこの俳優は、どこを目指していくのか、これからも興味は尽きない。
面白く、楽しく観る映画としては、最高!!

“毎日が映画日和” 65点




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。